「1日3食、しっかり食べようね」
こんなことを多くの人は幼いころから言われてきたと思う。
しかし、1日三食は本当に適切なのだろうか。少なくとも、1日3食をして、現時点で太っている人にとっては、1日3食は過多であるように思う。そのため、
お金が欲しい人
太っていると感じている人
には、私が実践している飯キャンセル術をぜひ実践してもらいたい。(ただし、健康上の被害が出たとしても責任は負えないことだけは肝に銘じてほしい。)
飯キャンの経緯
以下、ご飯を食べない、すなわち飯キャンセルを飯キャンと呼称する。「ゆるキャン△」のように親しみを持っていただけたら幸いだ。
この章では筆者が飯キャンを行うに至った経緯を説明する。飛ばしてもらっても構わない。
飯キャンを始めた理由については、
一人暮らしをはじめたこと
が大きい。親から食べ物が配給される実家暮らしとは異なり、一人暮らしでは食べるもの、そしてその頻度まで個人の裁量に委ねられる。
そして、気づいてしまう。
飯食わなきゃお金増えるじゃん!
そして、その当時自分はダイエットを志していた。
飯キャンすれば食費浮くしダイエットにもなるから一石二鳥!
かくして、私は飯キャンに手を出した。
飯キャンのメリット
飯キャンの主なメリットは、やはり
節約×ダイエット
である。ただし、後者のダイエットについては副次的なものであると考えてもらったほうがいい。
節約
皆さんは1日の食費におよそいくらかけているだろうか。
仮に1食300円程度、1日で1000円程度食事にかけているとしたら、1日飯キャンを遂行するだけで、1000円得できる。つまり、ワンデイ飯キャンで
アクスタ一個買える。
のである。
アクスタ買えるなら、飯キャンありだな。
生粋のオタクたる諸君らなら、正しい判断をしてくれるものと信じている。
ダイエット
飯キャンは絶対に痩せる。
だって、何も食べないんだもん。
ただでさえ、「糖質制限ダイエット」なるものが痩せるとして注目されているのだから、何も食べない飯キャンで痩せないはずがない。
人間の基礎代謝は侮れない。平均にして、成人男性なら1500kcal、女性なら1000kcalを一日で、何もしなくても消費する。
つまり、基礎代謝による消費カロリーを超えない食事をすれば、痩せるのである。
ダイエットのために運動しようとするのは、理想ではあるが簡単ではない。大きなストレスを抱えて数十分ランニングをしたとしても、消費カロリーは数百キロ程度である。
運動を「する」というハードルは高くても、食事を「しない」というハードルは比較的低いように思う。
ただ、運動をしている人は、しっかり食事しないとダメだぞ。
飯キャンの極意
食べない、ただそれだけである。
といいたいところだが、これでブログを終えれば何を言われるかわからないので、皆さんが気になるであろう点を列挙してみる。
全く何も食べないの? 栄養大丈夫?
流石に何週間も何も食べないというわけではない。ビー〇ンが実際は肉を食べているように。
上記が私が普段食べているものの一例である。このときは、客人がきているのでツナ缶にマヨネーズと醤油をかけるというブルジョワ仕様となっている。
ダイエットも含めた飯キャンであるため、炭水化物は摂らない。
ただし、飯キャンによって大学生で死〇するというのはあまりにもコスパが悪いので、ビタミンやタンパク質は摂るようにしている。ただし、
タンパク質はプロテインで摂る
ことで、食費を大幅に抑えられる。(同量のタンパク質を肉から摂ろうとすると、お金がかかる。)
運動しないと基礎代謝も落ちるだろ、リバウンドしやすいだろ
これは至極真っ当な意見だと思う。確かに、運動をしなければ基礎代謝は落ちる。
正直に言ってしまえば、運動していない以上、スポーツマンのような筋骨隆々な体つきを飯キャンで目指すことはできない。
ただ、飯キャンの本来の目的はあくまで食費の削減だったことを思い出してほしい。あくまでダイエット効果は副次的なものである。ゆえに、筋肉をつけたい人はそもそも飯キャンなどすべきではない。高いお金を払って、ジム等に行くべきである。
それに、基礎代謝が落ちたとしても、基礎代謝が0になるわけではないので、痩せる。中肉中背くらいであれば目指せると思う。(なお、筆者は大学入学から8月までで10キロ程度痩せた。)
追記だが、リバウンドの可能性についても言及してみた。
私にはそもそもリバウンドしてしまう意味が分からない。ダイエットするために飯キャンをしているのだから、大幅な体重減少や健康被害が出ないならば継続すべきである。
一時的に痩せただけにもかかわらず、すぐ元の食生活に戻してしまうからリバウンドするのであって、飯キャンを続ければ、痩せた状態で維持することができると思うのだが…
食事楽しいの?
楽しいわけがない。
というかそもそも飯キャンしているので、食事は余暇にならない。
食事に楽しさなんて必要か?
と個人的には思う。確かに、友人と食事をするのは楽しいと思う。しかし、私の場合、それはあくまで食事そのものではなく、友人との会話もセットで「その場の雰囲気として」食事を楽しんでいるに過ぎないのである。
普段、一人でする食事をする際には楽しさなどいらない。わざわざ高いお金を払って、自分を無駄に肥して食事に楽しさを見出すよりは、飯キャンして、他のことに空いた時間とお金を割きたいと思う。
お腹減らないの?
減らない
というか、減ったとしてもアニメやゲーム、読書をしたり、床に就けば忘れる。
私も飯キャンを始めた初期は空腹感を感じることが多かったが、別の余暇に没頭することで比較的楽に空腹感を低減できた。
空腹感を感じて、すぐ物を食べてしまうのは、食べ物が近くにあるからだ。そもそも食べ物を買わなければ、空腹に耐えられず食べてしまうという愚行は避けられる。
結論から行くと、栄養バランスにはやや気を付けつつ、1日1食以下を目指せばいい。
最後に
こんな感じで、節約になり、かつダイエットにもなる飯キャンを紹介させてもらった。
普段、一人の際の食事を犠牲にすることで、他のことにお金を使ったり、外食時にちょっぴりいい思いができると思えば、一考の価値はあるのではないだろうか。
私以外にも飯キャンを導入している友人が何名かいるが、今のところ健康被害は上がっていない。
ただ、あくまで常識の範囲内で飯キャンを行ってほしいということ、もし万が一健康被害が出たとしても私は責任を負えないことは十分に承知していただきたい。
苦難に耐え、生まれ変わった体で、未来を掴めますように。
それでは!
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