帰省先でこれを書いている。
―—―えっちな同人誌親に見られたらどうしよう……
遠方からの友人は当然帰省時に戦利品を持ち帰る必要があったから、彼が大量購入していた百合えっちR18本は今頃白昼のもとに晒されているだろう…(南無三。)
私はというと、運良くというべきか、首都圏に住んでいたため戦利品を下宿先に置いてくることに成功したため、親に性癖が大バレするという醜態は晒しようがない。
※なお、このブログは親に監視されているという事実に注意が必要です。
閑話休題。今回も去年に引き続いてC107のコミケの様子を、まずは戦利品紹介中心にお伝えできたらと思う。よければ去年のもみてね。
ギャルゲ島を彷徨う。
平時からギャルゲを擦っている私であるから、コミケ開場とともに一目散にギャルゲ島へ向かった。
普段、ギャルゲは2日目なのだが、なぜか今回は一日目にあった。(一部施設が使用できなかったためであろうか。)
ここで謝罪なのですが、戦利品の写真は撮ったものの帰省先に持ってきていない+私の記憶力のなさと無鉄砲さから、一部購入品のサークル名を把握できていません。分かり次第追記しますが予めご了承ください。また、敬称は略しています。
【すぴぱらとかH2Oとか】サークル締鯖

こちらは訪問予定があったサークルさん。
私はminori大好き人間なので、当然目につけていたサークルだ。
minoriというのは、「かつて」存在していたギャルゲブランドで、かの新海誠が一部ゲームのムービーに携わっていたことで有名。
シャフトでアニメ化されたefを筆頭に、オープニング映像のクオリティの高さからギャルゲ界隈ではかなり名の知れたブランドであった。
すぴぱらは、そんなminoriが出した作品で、部を分けて複数ヒロインを攻略するという構想のゲームで、まず第一部が発売された。

上の画像は、登場人物の一人である、ワイのイチオシの神代アリスたんである。
白髪に魔女っ子とかいう、どーてーを殺しにくる容姿だが、efのファンディスクである「天使の日曜日」で登場した時点で一目惚れしていた。
第一部では単なる登場人物の一人だが、続編で攻略できる「ハズ」だった。いや、ハズだったんだよ…orz

結局、すぴぱらの続編が出ることなく、2019年にminoriは解散する。
ワイは神代アリスたんとイチャイチャが出来ればそれでよかったんや…
…minoriさんほんまにありがとう^^
すぴぱらのOP映像、終盤の箒でアリスが飛ぶところ、あり得ないくらい作画良かったから、予後を消費して飛行してたんだろうな…

ある程度落ち着いたらすぴぱらのレビュー記事も書くので、皆さん予後のないすぴぱらをどうか擦ってやってください。(minoriさん、どういう形でもいいから続編作ってくれ〜。)
話が逸れてしまったが、なにはともあれ、minoriは解散しているからグッズの供給はありえないほど少なく、(ないといっても差し支えない。)コミケに参加することは当然ない。
同人誌も主要な他ブランドと比較すると少なく、C106のカタログ中で確認できたのは3サークル程だった。
そんな数少ないサークルの一つが「締鯖」さんである。
すぴぱらのグッズと本、およびH2O本を購入した。

アリスの缶バッジを購入したら、おまけでもう一個缶バッジを頂けた。(すぴぱらのマスコットのあいつ。名前なんだっけ?)
さらに、サークルの方とminori関連のお話をすることができた。
私はminori新参者なので、minoriの詳しいことはあまり分からなかったけれども、minoriを他者と擦れたことが何より嬉しかったし、貴重なお話をいくつも伺うことができた。本当にありがとうございます。
サークルの人との交流というのは、即売会ならではのものと思うので、これからも迷惑をかけない範囲で色々お話できたらと思う。
最後に補足情報だが、他のminoriを擦っていそうなサークルも訪問したのだが、新刊を落としてしまったらしい。残念…..
【サマポケ鴎の新刊セット】ゆりと工房

こちらのサークルさんは、かなり前からサマーポケッツの久島鴎関連のグッズなり本を出されているところで、私も何回かお世話になったことがある。
新刊セットを購入したのだが、鴎推しの私、大歓喜である。
まずイラストがめちゃくちゃかわいい。

キーホルダーは、写真では伝わりづらいと思うが、偏光していてキラキラ輝いていて非常に美しい。
本については、「そうそう、鴎ってこういうキャラクターだよな。」という感じで、同人誌内での出来事があたかもゲーム本編であったかのように錯覚するほどであった。
かなり満足度が高かったので、またお邪魔したい。
【サマポケR18本】

漫ろ歩きの末、その場ノリで購入したのでサークル名を控えておらず非常に申し訳ない。
内壁に位置していたと思う。
サマポケのR18本であり、その内容は語るべくもないと思うが、一応けしからん本である。
サマポケは全年齢対象のゲームであり「そういう」描写は当然ないし、それに不満感を覚えたことは一度もない。
けれどそういう描写が「なくてもいい」ことと「不要」であることの間には大きな溝がある。(以前Twitterで「サマポケのキャラに欲情するな!」という主張があったが、サマポケがギャルゲである以上、キャラクターにそういった感情を抱くのは当然だと思うがどうなんだ。)
サマポケのR18本があれば全然嬉しいし、何より下半身は正直であることこの上ない。
購入物の肝心の中身だが、かなりネタに振り切っていた。
詳細は伏せるが、とにかく主人公が大暴れしていた。普通に羨ましい。
ネタに振り切っていたとはいえ、下半身はしっかりと反応していたのでそこは安心して欲しい。(何の?)
【ひまなつ合同誌】

こちらも漫ろ歩きの末に下調べなしで購入したものなのでサークル名がわからない。許してクレメンス。
ケロQから発売されている「向日葵の教会と長い夏休み」(通称ひまなつ)という作品のイラスト合同誌である。
ケロQの作品というと、「素晴らしき日々」や「H2O」に代表されるように電波的だったり、陰鬱としたものが多い印象だが、こちらのひまなつは、ケロQ作品にしてはかなりマイルドであり、初心者にかなりお勧めできる。
タイトル通り、この時期、すなわち夏にぴったりな作品であるから、読者の皆様にはぜひこの夏プレイしていただきたい。(パッケージ版にプレ値がついているのが難点ではあるが。)
肝心の本の中身だが、「よく人がこれだけ集まったな」と思わされた。
本当に愛されている作品なんだと思う。
【Charlotte】

サークル名は愚か、購入品の写真も控えておらず、心苦しい限りである。(そのうち置き換えます。)
Charlotteは、私にとってかなり思い出のある作品で、Keyのアニメと言われると、AngelBeats!よりもまず先にCharlotteが想起される。(神様になった日の話はするな。)
Key作品にハマる要因であったし、推しという概念が初めて確立されたアニメであった。(友利奈緒とかいうあまりにも素晴らしいヒロイン。)
訪問したサークルはコミケ初参加らしかった。
Charlotteを擦っているサークルは意外にないので、Charlotteを擦っている新規サークルに出会えたことは、まさしく望外の喜びなのである。
【とりしろっぷ】

正確には委託販売なのでサークルさんに直接お邪魔したわけではない。
以前もとりしろっぷをコミケで購入したが、新版が出たということで迷わず購入した。
今年の9月に聖地巡礼に行こうと思っているので、非常にありがたい。
クオリティは言わずもがなで、質量ともに素晴らしく、商業用の観光ガイドと言われても違和感はない。
それにしても、サマポケ、アニメ化も相まって物凄い勢いがある。
企業にお邪魔。
【サクラノ刻】ケロQ枕

企業ブースといっても、私が向かうのは当然ギャルゲ会社だから、去年とほとんど変わり映えしない。
いつも通り、ケロQへ向かった。
去年はかなり長蛇の列ができており、覚悟したものの、幸運というべきか、そこまで人が並んでいなかったので当初2日目に行く予定だったが1日目にお邪魔することにした。
購入品は「サクラノ刻」のヒロインの1人である本間心鈴のスカジャンである。スカジャンそのものが高価なこともあり、人生で最も高い服の買い物となった。
こうしてみると、やはり企業の後に一般に行くと、金銭感覚が崩壊してあらゆる同人誌がタダに近似できてしまうので色々アブナイ。


とりあえず、大分撮るのが下手だが、前面と背面のサマを載せておく。


かなりクオリティが高い。
スカジャンは33,000円だったのだが、関西万博のよくわからんスカジャンが7万円くらいだったことを考えると、これもタダに近似できてしまう。
デザインもフルグラほど主張が激しくないので普段使いできる。(サムタイムズフルグラで路上を闊歩する私には関係のない話ではあるが。)
ZIPPOも売っており、ちょっと興味があったが、非喫煙者である上に火器なんて買ったら家を全焼させそうな予感があったので断念した。
ギャルゲライターを探し彷徨い続ける。
【さらなみ】丸戸史明先生

ギャルゲが大好きな私であるから、当然2日目もギャルゲ三昧といきたいところだが、残念ながらギャルゲが2日目から1日目になっていたので、2日目は持て余していた。
そんな折、ふと思い当たったのが2日目の男性向け一般である。
男性向け一般はオリジナルメインだから、二次創作はほぼないため、ギャルゲそのものを擦ることはできないが、ギャルゲに携わるシナリオライターや絵師さんはよくよくサークル参加されている。
私は専らブランドとシナリオライターで作品を選ぶのが好きで、(ほとんどの人がそうだと思うが。)読むライトノベルの傾向というのもギャルゲのシナリオライターに強く依存している。
故に、2日目はギャルゲのシナリオライターのサークルを求め彷徨った。
意外というべきか、やはりというべきか、絵師さんは多く参加されていても、シナリオライターさんはほとんどコミケで見かけない。
そんな中で、私が唯一見つけられたのが「今さらですが、幼なじみを好きになってしまいました」、通称さらなみである。

著者である丸戸史明氏は、「WhiteAlbum2」や「パルフェ」、「ショコラ」、「この青空に約束を」で有名なシナリオライターであり、誰もが知っていると思われる。(ライトノベルで有名なものとしては「冴えない彼女の育てかた」が挙げられる。)
氏の作品は、ホワルバ2のように三角関係がテーマの陰鬱としたものもあれば、パルフェのような優しさで包み込むような作品もあり、いい意味で「信頼できない」ものが多い。
さらなみは、前者よりであり、ガッツリ三角関係がテーマになっている模様。
私もまだ全然読めていないが、最近商業化された上、著者が丸戸先生なだけあって品質は保証されていると思うのでぜひ読んでみては?
小話

現在25時過ぎなのだが、明日予定が10時からあり、本当に顔がなくなってしまっている。間に合う気がしない。どうしよう。
何はともあれ、C106の記事は何とか書き終わりそう。
いやはやコミケとは不思議な空間で、肖像画の描かれた紙きれを寄付すると、「タダ」で同人誌が貰えたり、企業ブースの後は「本当に」同人誌がタダに近似できたり、改札前の始発ダッシュで原義大横転してるおっさんがいたり、おっさんが警察の「コスプレ」をした2人組に連行されて、警視庁の警察車両を模した「痛車」で輸送されて行ったりと、平時ではあまりお目にかかれることが平気で起こる場所である。
海水浴にも夏祭りにも縁がない弱者男性の私であるから、夏の風物詩というと、やはりそれはコミックマーケットであり、それが終わった今、侘しいような気持にもなってくる。
にしても夏コミは冬コミより数倍きつい。
とはいえ、今年は1日目が曇天で、2日目は付近に冷房の効いた施設があったからか、大分楽だったように、今更ながら回想できる。(ありえん回数の腹痛には悩まされたが。)
この記事、もといこのブログ全体がそうであるが、誰に宛てたのかも、何の意味があるのかも到底わからぬような、稚拙な走り書きばかりである。
それでも、私の書く記事を、面白いと思ってくれる人がいたなら嬉しい限りである。
ちょっとしたお知らせ
申し込み段階なので全く確定ではありませんが、C107の冬コミにサークル申し込みしました。
詳細はこちらのサークルアカウント(順次更新していくのでお待ちを。)
或いは公式HP(こちらも順次更新予定。):

コミケ出ます!
で発信して行こうと思うので、よければお願いします。
ギャルゲのキャラクターと物理・数学を学ぶ、合同誌を予定しています。
抽選に当たるかは未知数ですが、もし皆様と来年の冬コミでお会いする機会がございましたら、是非ご贔屓ください。以上です。